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証拠金維持率ってなに?

証拠金維持率とは、保有ポジションが安全かどうか判別できる基準値だ。 国内FXでは、証拠金維持率が100%〜20%まで下がると、ポジションが強制的に決済されてしまう「強制ロスカット」が発生してしまう。 強制ロスカットが発生すると、強制的に損失や追証が発生する可能性もあるため危険なのだ。 なので、あなたの資金を守ためにも証拠金維持率の理解は必須となるだろう。 この記事を読むことで、証拠金維持率がなぜ重要なのか、証拠金維持率を高く保つために何をするべきなのか明確にわかるはずだ。 証拠金維持率が何なのか、「計算方法」や「トレード手法ごとの目安」を、京大卒トレーダーの私が解説します! この記事の結論! FXでのリスク管理において証拠金維持率の理解は必須だ。

証拠金って何?

証拠金とは? 仕組み、有効、余剰証拠金との違い、維持率の計算方法 安全な取引をするためには、証拠金についてよく理解しておく必要があります。 証拠金について理解せずに取引をすることは、自分の限界を知らずして相場に挑んでいるようなもの。 限界を知っていなければ引きどころも分からず、結果的にロスカット(強制決済)に至ってしまいます。 そうならないためにも、よく理解しておきましょう。 スマホだけで出来る! FXは通貨を売買する取引です。 売買にはお金が必要ですよね。 そのため、トレードを行う投資家は、証券会社に お金を担保として 預けます。 このお金を、 証拠金 といいます。 また、現在の日本国内では、レバレッジ25倍まで利用できるため、個人のトレードに最低限必要な証拠金は取引額の4%となります。

ビットコインの証拠金維持率ってなに?

証拠金維持率とは「有効証拠金÷必要証拠金」ですから、まずは、必要証拠金と有効証拠金を求めます。 必要証拠金は、現在のポジションに購入金額をかけてレバレッジで割った数値となります。 有効証拠金は、購入価格よりも10,000円下落した状態で出しますので、10,000円×0.01BTC=100円となり、評価損益は100円で有効証拠金は9,900円円となります。 9,900円÷773円=1,281%(以下切り捨て)となり、1,281%の証拠金維持率となります。 ちなみに、購入した時点の証拠金維持率は、マイナス分がありませんので、10,000円を773円で割った1,294%となります。 では、ビットコインが急落して購入価格から100,000円値下がりした場合はどうでしょう。

証拠金維持率とレバレッジの違いは何ですか?

多くのFX会社のレバレッジは最大25倍のため、1000万円分のポジションを持つのに必要となる証拠金は、1000万円 ÷ 25倍 = 40万円より40万円です。 よって証拠金維持率を計算すると50万円 ÷ 40万円 × 100 = 120%より、120%となります。 先ほど紹介した証拠金維持率の計算方法は実践だとあまり使う機会がないかもしれませんが、この証拠金維持率とレバレッジの比較は覚えておくとロスカットなどの危険を回避することができます。 下の表を見てください。 基本的に レバレッジが上がるほど証拠金維持率は下がる関係にあります 。 また、証拠金維持率が100%に達すると新規ポジションを建てることができなくなります。

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